食物不耐性 フードアドバイザー

公式認定テキスト 第2部

検査オペレーションと顧客対応の極意

検体採取から検査完了までの実務フロー、お客様FAQへの模範対応、各種検査との違い、そしてバイオレゾナンスの仕組みを網羅します。

第1部を復習する

2-1. 店舗からラボまでの検査フロー

お客様の検体は、店舗での採取から米国ラボでの解析まで、一貫した管理体制のもとで処理されます。

ラボ到着後、約5日程度で100項目の詳細な結果データ(PDF等)が店舗およびお客様へ共有されます。

実務オペレーションのポイント

検体採取時

専用の検体帯電防止袋にお客様のお名前を必ずご記入いただきます。店舗では販売担当者の氏名と箱の個別管理番号を合わせて控えておくことを推奨します。

送付封筒の記載

送付用封筒にもお客様のお名前を記載してください。検体登録フォームの入力漏れなどのトラブル防止のため、封筒のどこかに店舗名も記載しておくと安心です。

2-2. 検体採取FAQ ― 採取の基本

Q1. 被毛はどの部分から採取するのが最適ですか?

目立たない背中や首の後ろなどの根元(皮膚に近い部分)からカットしてください。毛根近くの細胞に最新の健康情報が蓄積されているためです。10〜15本程度で十分です。

Q2. 抜け毛(ブラッシングの毛)でも大丈夫ですか?

他の犬猫の毛が混ざらない状態であれば推奨範囲です。ただし、古い被毛や他個体の毛が混入すると正確な解析ができなくなるため、必ず清潔な状態で採取したものをご使用ください。

Q3. 多頭飼いで同じハサミを使っても良いですか?

同じハサミを使ってもOKです。ただし、それぞれの被毛や個体が混ざらないように十分注意してください。

2-2. イレギュラー対応FAQ

Q4. 毛染め(カラーリング)しているペットの毛でも大丈夫ですか?

カラーリング剤などの化学成分が付着している毛は解析に影響を及ぼす恐れがあります。染まっていない根元の新しい毛を採取するか、カラーリングをしていない別の部位(お腹周りや内股など)から採取してください。

Q5. シャンプーや投薬、サプリメントは検査結果に影響しますか?

シャンプーや現在服用中のお薬・サプリメントは影響を受けません。普段通りのケアを続けていただいて大丈夫です。被毛の内部に蓄積された代謝・消化の傾向を解析するため、外側からのケアで結果が書き換わる心配はありません。

2-3. 各種検査との違いを正しく理解する

病院の検査や他の手法を否定せず、それぞれの役割の違いをスマートに説明するためのガイドラインです。

血液検査との違い

血液検査は「今現在の抗体量や生体反応」をリアルタイムで把握するのに優れています。ただし、ステロイドやその日の体調・お薬の影響を受けやすい特性があります。アレミッケはお薬に左右されず、普段の食生活による負担をキャッチできます。

口腔粘膜検査との違い

粘膜や唾液は「直近のコンディション」を反映しやすく、一時的な環境変化でブレが生じることがあります。被毛は一定期間の情報を安定して保持しているため、長期的なフードの影響を紐解くのに適しています。

被毛検査ならではのメリット

痛みを伴わないノンストレスな採取、お薬に左右されない安定性、そして100項目を網羅する「見えない負担」の特定に特化しています。

2-4. バイオレゾナンス検査の仕組み

すべての物質が持つ「固有の周波数」

自然界のあらゆる物質や身体の細胞、食物は、それぞれ微細な周波数(電磁波・振動)を発しています。

共鳴現象によるスキャン

被毛のサンプルに対し各種食物の周波数をあて、生体エネルギーの不協和(不耐性)を読み取る最先端のテクノロジーです。

なぜ被毛が優れた記録媒体なのか

被毛という安定した記録媒体を使うことで、外部環境に左右されない再現性の高いデータを導き出します。一時的な体調変化に影響されず、長期的な代謝・消化の傾向を正確に反映します。

2-5. カウンセリングの基本スタンスとトーク例

西洋医学的なアレルギー検査や獣医師の療法食・お薬は決して否定せず、「それらを補完する新しいアプローチ」として提案することが基本スタンスです。

「色々な情報を見ると、どれがうちの子に合うのか分からなくなって不安になりますよね。お医者様のアレルギー検査や療法食は今の状態を抑えるためにとても大切です。その上で、アレミッケの100項目検査なら『アレルギーではないけれど、胃腸が消化しにくい成分』という別の角度から、迷わないための確かな道しるべを作ることができますよ。」

第2部 まとめ:アドバイザーの実務力

正確な検体オペレーション

採取・送付・管理の各ステップで正確な実務を遂行し、お客様の信頼に応えます。

FAQ対応力

どんな疑問にも動じないプロとしての安心感を提供し、現場でのカウンセリングをスムーズに導きます。

検査の違いを正しく説明

バイオレゾナンスの仕組みや血液検査との違いを正しく理解し、補完的なアプローチとして提案します。

フードアドバイザーの役割は、正確な検体オペレーションと、お客様のどんな疑問にも動じないプロとしての安心感を提供することです。


NEXT STEP

第3部では「100項目検査の結果データ」の具体的な読み解き方と、再発を防ぐための実践的な手法を学びます。

フードローテーションの実践

不耐性に対応した食事ローテーションの組み立て方を習得します。

ラベル読解スキル

フードパッケージのラベルを正確に読み解き、適切な商品選びをサポートします。

酸化対策

フードの品質を守るための酸化対策と保管方法について学びます。